イベント
UNCCD COP17におけるIPSIの活動
2026.07.21
国連砂漠化対処条約第17回締約国会議(UNCCD COP17)が、2026年8月17日から28日まで、モンゴルのウランバートルにて「土地を回復し、希望を取り戻す(Restoring Land. Restoring Hope)」をテーマに開催されます。本会議には、各国政府、企業、市民社会に加え、科学者、ユース、先住民、牧畜民、小規模農家などが一堂に会し、土地劣化への対処、干ばつに対する強靭性(レジリエンス)の強化、そして生態系の回復に向けた取り組みを推進します。
IPSIは、COP17のサイドイベントやグリーンゾーンにおけるセッションを通じて、土地の劣化の反転、および砂漠化や干ばつの影響を最も受けている地域社会の強靭性の強化という会議の目標に対し、ランドスケープ・アプローチがいかに貢献できるかを発信します。
サイドイベント
サイドイベントは、会議の参加者が参加できます。以下は、IPSIメンバーが主催するサイドイベントのリストです。
イベント情報は、詳細が判明次第、随時更新されます。
複数の政策・行動目標を達成するための、ランドスケープおよび地域スケールのガバナンスへの投資の必要性
日時:2026年8月17日 18:00~19:30
場所:MET-01
ランドスケープ、地域、およびバイオリージョン(生物地域)のアプローチは、自然の保全・再生と、公平性、包摂性、人々の生活の質といった課題を併せて考慮することで、社会・生態学的レジリエンスを向上させます。こうしたアプローチを維持するには、多様な主体や機関間で、価値観、目的、ビジョンを整合させ、連携した行動をとることが求められます。
ランドスケープ・ガバナンスの有効性は、各機関が長期にわたり多面的な目標を達成できるかどうかにかかっており、それはさらに、ランドスケープに関する意思決定のサイクル全体を通じて利用可能な投資の水準に左右されます。本サイドイベントでは、様々な地域のランドスケープに関わる主体の実証的な知見に基づき、ランドスケープ・ガバナンスへの不十分な投資がもたらす課題について論じます。
主催:UNU-IAS、IPSI事務局、EcoAgriculture Partners、「1000 Landscapes for a Billion People」イニシアティブ、CGIAR、国連開発計画(UNDP)、Yolda Initiative、Ambition Loop
詳細はUNU-IASのウェブサイトをご覧ください。
土地再生に向けた「クライメート・スマート・アグリカルチャー(Climate-Smart Agriculture: CSA)」への資金供給:持続可能な土地管理と炭素市場の連携
日時:2026年8月18日 10:30~12:00
場所:MET-01
本サイドイベントでは、土地の再生、土壌の健全性、水資源の安全保障、そして強靭(レジリエント)な農家の生計を支援するために、クライメート・スマートかつ持続可能な農業用地管理の実践を、炭素市場や結果ベースの資金(調達)とどのように結びつけられるかを探ります。議論では、水稲栽培における「間断灌漑(AWD)」、土壌有機炭素の増進、再生農業、作物残渣管理の改善、アグロフォレストリー、農家の組織化、公平な利益配分といった取り組みを取り上げます。政府、国際機関、技術系機関、農家団体、炭素市場関連事業者、開発パートナーの代表者が一堂に会します。【イベントプログラム】
詳細は後日、TERIのウェブサイトに掲載される予定です。
持続可能な牧畜を通じた放牧地の再生拡大
日時:2026年8月20日 10:30~12:00
場所:MET-06
主催:Yolda Initiative、Global Alliance for Rangelands and Pastoralists、UNDP、世界銀行、UNU-IAS、IPSI事務局、Green Gold Mongolian Rangeland Research Center、南アフリカ農業研究評議会 (ARC)
保護地域・保全地域、牧畜民の権利と「地域社会が保全する地域(Territories of Life)」:包摂的な保全と強靭な放牧地を目指して
日時:2026年8月24日 13:30–15:00
場所:MET-04
主催:Yolda Initiative、Cenesta、Global Alliance for Rangelands and Pastoralists (GA4RP)、ICCA Consortium、International Land Coalition (ILC)、Shan Shui Conservation Center、JASIL/ICCA Mongolia Working Group、UNDP/GEF 小規模グラント・プログラム、UNU-IAS、IPSI事務局
グリーンゾーン
グリーンゾーンは、サイドイベントへの参加や展示の見学、体験型アクティビティなどを体験できる活気あふれるパブリックエリアです。ここでは、特定のテーマを掘り下げたり、世界中からの参加者と交流したりできるテーマ別イベントも開催されます。
日時:2026年8月22日 09:00~10:30
場所:Ögedei Hall
国連砂漠化対処条約第17回締約国会議(UNCCD COP17)における本パネルディスカッションでは、第一線の専門家や実務家が一堂に会し、ランドスケープ再生に向けた参加型アプローチや、そうした取り組みの公平性と持続可能性を確保するために必要な社会・生態学的セーフガードについて議論します。公式プログラム詳細についてはCOP17グリーンゾーン公式プログラムのプログラムページをご覧ください。
主催: 本セッションは、UNU-IASによる以下の機関・団体との共同開催です。
SATOYAMAイニシアティブ国際パートナーシップ(IPSI)、Yolda Initiative、アジア開発銀行(ADB)、国連開発計画(UNDP)、国際自然保護連合(IUCN)、マギル大学、Watershed Organisation Trust (WOTR)、Nairamdal Shinjleh Ukhaanii Tuv、The Energy and Resources Institute (TERI)、インド林業研究教育評議会(ICFRE)、GIZ、ATREE
デジタルMRVとカーボンファイナンス
場所:Tsagaadai Hall
本セッションでは、国際的な専門家が一堂に会し、デジタルMRV、地理空間技術、AIを活用した分析、現地モニタリング、透明性の高いデータシステムといった手法が、土地や自然を基盤とするカーボンファイナンスの信頼性、拡張性、投資受入体制をいかに強化し、同時に土地の再生や持続可能な生計の維持を支援できるかについて議論します。(グリーンゾーンイベントページおよびコンセプトノートをご参照ください。)
主催:The Energy and Resources Institute (TERI)、Value Network Ventures (VNV)、Green Mongolia Hub